蔵王山「苅田岳」(かっただけ)1758m     宮城県蔵王町

2009/2/17 メンバー5名

 蔵王は山形と宮城にまたがる連峰の総称で、標高1,841mの熊野岳が主峰、宮城県側にある刈田岳に登る。

名古屋を16日21:30分発仙台行きの夜行バスに乗り込む、翌朝白石手前の国見SAで起され外を見ると雪が降っていた。
最近の暖冬で山の雪も少ないようで心配していたが昨日あたりから少し冷えてきたので樹氷も期待できるかなと期待する
仙台駅前に着いた時は晴れ。バス停に白石のKさんが迎えに来てくれていた、僕は初対面だが同年代なので少し安心

今日の登山口である宮城蔵王スキー場すみかわスノーパークに向う蔵王に近づくと路面に圧雪があるがKさんかなり飛ばす
さすが雪国の方だと関心するやら緊張する。




カシミールで作成

スキー場 第3リフト
乗り場
リフト終点 1530m地点 刈田岳
避難小屋
刈田岳
山頂
料金所
ゲート
スキー場
9:19 9:38 10:20 11:32 12:23〜13:40 13:46 14:50 16:45


国見SA                8:30 すみかわスノーパークのゲレンデハウスのなかで身支度をする    観光用の雪上車がずらり並んでました
荷物になるからスノーシューはレンタルKさんが先に借りててくれた、ネックウオーマー、手首ウオーマーまで用意していていただいた。そんなのまで必
要かと思ったが山頂近くでの吹雪のときはありがたいと思った。
リフトチケットを購入しリフト乗り場に移動

マイクロバスにキャタピラが付いてます。        ここからリフトです

1100Mにあるスノーパークからリフトを乗り継ぎ1380Mまで登り山頂までは歩く予定でしたが3本目のリフトが動いてない
聞くと地震で雪崩が発生した為に安全が確認できるまで動かないそうだ。1250M地点から山頂まで歩くことになった。
ここでスノーシュー装着ゲレンデの急登を歩きます

少しラッセルしてエコーラインに出ます。除雪してあるので歩きやすい

除雪車を先頭に観光用雪上車が隊列を組んでやってきました。この雪上車は山頂近くまで行くそうです。山頂まで雪上車で下りを
スキーで下る人もいるらしい。雪上車の車内からは物好きが歩いているとでも思っているんだろうな。

8台ほど並んで走っていきました

1530M地点から尾根を直登します。これがきつかった、ラッセルを交代しながら目印の杭に沿って歩きます。吹雪で顔が凍傷ななるかと思った。
冷たい、後のIさん待って〜!と声を出したそうだが全く聞こえない。小屋らしきものが見えてきた。

山頂近くにある刈田岳避難小屋だった。入口らしきところが雪で埋まっている。掘り出さなきゃ入れない。Kさんスコップを出そうとしていたが、入口付近に
細いロープ発見引っ張って見るとスコップに結んであった。スコップも凍り付いていたが何とか取り出し雪を取り除きドアが開いた。コンクリートで作った立派な
避難小屋であった。中には小さな明り取りの窓があるが雪で埋まっていて暗い。
階段が付いていて下に降りていく穴倉みたいだが中は広い2階もある。ななんとストーブまで置いてあるではないか。Kさんの話では町が
用意していてくれているそうだ、感謝、ストーブに火をいれ大休止、乾杯する

避難小屋前   お腹も満腹でスタート 避難小屋を出てすぐに山頂にある刈田神社を通過かデジカメが凍り付いて動かなかった

山頂レストハウス                

                               スッテンコロリン

樹氷の中を歩きます

 樹氷のできるまで、樹氷のできる樹木はアオモリトドマツ等案内人のKさんお世話になりました     

料金所の屋根が見えます                成長中の樹氷

4者会談中                     太陽が沈みます

リフトの最終時間4時を過ぎてしまったのでゲレンデハウスまで歩きます。下りは早い

                             最終の樹氷ツアー雪上車の隊列
スキー場ではスノーボーダーを見かけただけで誰にも会いませんでした。静かな山歩きでした。
行きにつけたトレースも帰りにはすっかり消えてました。
雪の無い季節には山頂近くまで車でいけるようですがこの時期はすみかわスキー場までしか行けません。雪上車に乗るか歩くかです。
白石のKさんに案内して頂いたおかげで素晴らしい樹氷の山歩きが出来ました。ありがとうございました。

又仙台まで送っていただき感謝です。仙台駅前の牛タンを食べて解散、お世話になりました。

樹氷のできるまで
アオモリトドマツは、季節風で運ばれた雲粒(過冷却水滴)が枝や葉にぶつかって凍りつくとエビのしっぽができる。
そのすき間に多くの雪片がとり込まれる。風上に向かってエビのしっぽが発達し、着雪も盛んに起こっていく。これらが固くなっていく。
着氷と着雪が最も盛んで、大きな樹氷に成長する。




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