蕎麦粒山（そむぎやま）1297ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揖斐川町坂内

２００７／５／９　メンバー　単独

昨年秋屏風山に登ってから蕎麦粒山も登りがいのある山だと聞き行きたいと思っていた。どうせ行くなら花の時期にと思いこの時期に
シャクナゲが見たくなり蕎麦粒山に出かける

国道２１号で新揖斐川橋を渡り揖斐川右岸を北上、揖斐川町にて３０３号に横山ダムを左に曲がり坂内に入る。
道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」でトイレを借用、すぐに游らんど坂内の案内の従い右折する。車の前を茶色いものが横切るキツネだ！
山肌のブロックの壁を難なく登って山の中へと消えていった。
游らんど坂内スキー場がある。ここからは丁子山、湧谷山への登山口であるようだ。
スキー場を過ぎると道は狭くなるが舗装はされている。やがて舗装道路が終わったところが広くなっていてそこに駐車する。

凄い藪と急登時間がかかるとのネット情報で早めに家を出てきたのでまだ誰も来ていない。

GPSデータ　　カシミール使用

林道を歩きはじめてすぐに最初の決壊場所につく、決壊場所を横切る道も付いていたがロープのあるところを直登するほうが近道との情報
「よっせーの山彦通信」を参考にさせていただきました。よっせーさんありがとうございました。

２箇所目の決壊場所、ここを木の枝などにお世話になり慎重に通過する、通過してから気が付いたのだが決壊箇所を巻くように道が付いていた。
帰りに通ってみたが、決壊箇所の途中に下りてくるようでこちらも厳しい。
大きな決壊箇所はこの２箇所の通過は慎重に、あとは林道脇の草花や新緑を眺めながら気持のいい林道歩き、屏風山に行ったときの林道は
自転車を利用したがこの林道は自転車も通れない

大谷川の瀬音を聞きながら林道を気持ちよく歩いていると道端の石の上に頭蓋骨が現れる、鹿の頭蓋骨かな、角もあるから

なにやらガサガサと音がする見ると野うさぎだ、急いでカメラを向けると少し逃げては立ち止まってポーズをとってくれるありがとう、ウサちゃん

林道が終わるとブナの林の中えはいる気持ちがいい、沢に沿っていく

ここで沢を渡る右が五蛇池山左が蕎麦粒山少し休憩をしてこれからの登りにそなえる。　いきなりロープのある急登である

木の根っこやらシャクナゲの木につかまりながら登っていく。シャクナゲも下のほうは花も終わっていたが登っていくとまだ咲きかけの花もあり
嬉しくなる

尾根に出ると小蕎麦粒山も見えて来る。　シャクナゲにタムシバの花も現れる

ブナの木の向こう側に少し蕎麦粒山が見えてきたまだまだ先だ、イワウチワの花も迎えてくれた

振り返ると天狗山が目の前だ、このあたりまでくると蕎麦粒山がしっかり見えてきた、まだ雪渓が残っている
最近付けられたと思われる一ぷく岩のプレートが蕎麦粒山と五蛇池山分岐の小ピ−クにあった

せっかく高度を稼いだのにこの下りはもったいない。藪の中に紫の花がカタクリだ、まだ残っていてくれた。藪の中でほっとする
シャクナゲの木の上を乗り越え最後の登り

山頂はタムシバの花が満開でした　　　　　　　　　画像にマウスポインタを当てると画像が変ります
山頂で休憩をしているとクマ鈴の音が近づいてきます。美濃市から見えた単独男性でした私と同じくリタイヤ後に山を歩き回って見えるそうで
しばらく山談義
３６０度の眺望ですが白山、御岳はもやがかかって見えませんでしたが能郷白山、冠山、小津三山、屏風山、三周ヶ岳、伊吹山等が確認できました。

藪漕ぎで熊鈴とストックの先のキャップを紛失してしまい残念、クマ鈴は今後も山行には無いと不安なので帰りにコージツにより購入してきました