岐阜百山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揖斐川町

２０１３/１/３０　単独

　二日ほど前に寒波が来て雪が降ったので手頃な山と思い「こんなに楽しい岐阜の山旅100」に紹介されている、雪山を楽しもうと思い
出かける。初めは時間があったらムネ山まで足を伸ばそうともくろんでいたのである。

国道２１号線から揖斐川の橋を渡って県道２６１号を北上し脛永橋南で右折し脛永橋を渡ってすぐの交差点を左折県道３２号で春日方
面に約５５キロ程行き滝のバス停を過ぎて少し先にUターンするように細い林道を登っていくと分かれているところを右に進みその先の
小さな沢のところが登山口となっているようだが、私の車では二股のところまでしか登れなかったので少し手前の路肩のふくらみに駐
車して歩きだす。

明るくなりだしたので身支度をして出発林道も凍結していたので慎重に歩く。薄暗い林道には鹿が驚いたように山に逃げ込む
驚かせてごめん。沢の取り付きには鉄塔の巡視路があるようだが登り口は見つかったがその先が雪の為かはっきりしない。先ほどの鹿なのか
踏み跡が至る所にある。獣道のようだが巡視路ではない。急登を木に掴まりながら登っていく。良く滑る帰りにはこんなところは通りたくないと
思いながら登る。鹿の警戒の鳴き声があちこちから聞こえる上のほうからこちらをうかがっているのが木陰から見える。

８０号鉄塔の手前ではっきりとした巡視路に出てほっとする。帰りはこの巡視路で下までうまく下れるだろうと思った
ここからは尾根に沿って鉄塔があり解りやすいが雪も多くなってきたのでワカンをはく

８３号鉄塔まで来たら山頂が見えてきた。少し元気が出てきたでもムネ山までは無理と思った。８４号鉄塔を過ぎると山頂は近い

小島山山頂　展望は木陰から揖斐川、大垣方面が望めるのみ、風のない所でランチ、帰りは８０号鉄塔を過ぎてからワカンからアイゼンに履き替えた
巡視路を下っていくが300ｍくらいから道が解らなくなる巡視路も雪が覆っているとはかりにくいもう少しだから木にお願いをして掴まらさせて頂きながら
下って林道に出た。やれやれ