本巣市根尾

２０１３/５/７　単独

　関市から国道４１８号で本巣市板谷から県道２５５で大須ダム手前の越田土を左に行く小白木山の登山口を超えて越波を過ぎ猫峠を通って国道１５７号
に出る右折して少し行くと右側に入る道があるので右折する川原に降りて行くすぐに行き止まりになるので駐車する。　対岸ヶ登山口である。

渡渉地点にはロープが張ってあった、今の時期は雪解け水が多く水量も多いようだあった。
新緑が美しく木本の良い山歩きが出来た。

西谷川原から能郷白山が見える　　　　　　　　　　　　左側の尾根を登る、その前に難関の渡渉がある　　　　　　

昨年偵察に来た時は何もなかったが今回は川にロープが張ってあった、有り難く利用させていただく。水量は膝上までありそうだ
今回長靴と沢靴を持ってきたが長靴では無理なので沢靴を履いて渡る。ロープが張ってないと流されてしまいそうであった。
渡渉するとすぐにお地蔵さんが迎えてくれる、安全をお願いしてお地蔵さんの背後から尾根に取り付く

薄い踏み跡がジグザグについている、水戸の天狗党（８００人馬２００頭）が１２月にこの蠅帽子峠を超えて敦賀まで行ったそうな
所々馬車が通ったのかなと想像させるような所もある。

ブナの木がある尾根、シャクナゲやカタクリも咲いていた。途中の小さな沢のところに赤いリボンが付いていたのでここが山頂に行く
道だろうと思い直登するが沢は無くなり踏み跡もない木に掴まりながら上を目指すもう少しで尾根に出る所で踏み跡が現れた、踏み跡
を行くと尾根に出た尾根を右に行くと三角点が現れた蠅帽子嶺山頂である。能郷白山が目の前だ、この調子なら蠅帽子峠から越山経
由で駐車地点まで帰ろうと考えた

山頂で写真だけ撮って蠅帽子峠に向かう　　薄い踏み跡をたどって雪の重みで倒れた木をくぐったり跨いだり枝が体中にビシビシ当たる
思うように勧めない岐阜、福井県境でよく見かける根上がりヒノキの大木が現れた、もう蠅帽子峠に着くころなのにどうもおかしい

稜線はタムシバやイワカガミも咲いている、GPSで確認してみると稜線を北方向に来過ぎてしまったようだ、途中蠅帽子峠に降りるような
ところはなかったような気がする。とりあえず腹が減ったので食事にする。
食事後峠に行く取り付きを探すも見つからず時間ばかり経つ、蠅帽子峠からトラバースして朝来た道に戻ろうと思ったが見つからないので
仕方なく稜線に出て蠅帽子嶺手前の分岐まで戻る、分岐から踏み跡をたどるが途中から消えたが仕方ないので気に掴まりながら下れば
朝通った道に出るからと思いながら行くとようやく踏み跡が現れたほっとする。
快調に下って来て渡渉地点に着く朝より少し水量が多い気がする、沢靴に履き替えて渡る、やれやれ　蠅帽子峠のお地蔵様に会えなかっ
たのは残念であったが満足感はいっぱいの山だった。
明日は越山に行くかと考えていた