長野県上松町

２０１２/６/２７　単独
　
　以前から気になっていた山上松町の台ヶ峰に行ってきました。
国道１９号線上松町から県道４７３号に入り小川沿いに走り焼笹から才児（さいちご）を目指します。才児集落に入ると左側に中尾神社がありその先カーブを曲った所に
馬頭観音がありました。水道施設の奥からも登れるようですがガイドブックに書いてあった馬頭観音から登ることにしました。今は作られていない休耕田があったと思わ
れる道を登っていきますが休耕田を過ぎると全く踏み跡らしきものもありませんでした。尾根に登ると御料局三角点がありました、始めて見ました。このあたりから大木が
目につきます。手つかずの自然林がいい感じです。道はないけど笹が茂り膝上くらいまであるのでズボンは朝露でびしょ濡れです。
１３５０m地点に行くと鹿よけの柵があり柵沿いに進むと林道に出ます。林道は車が通った形跡もありませんでした。林道を横切って登るようですが藪が濃いので少し先
まで林道を歩き藪に突入尾根に出る。尾根に出ると笹も低くなって歩きやすい。迷いそうなところでは振り返って景色を記憶する、目印も付けて進む。
樹林帯ばかりで山頂がどこかもわからない時々GPSで現在位置を確認しながら進む、山頂と思われるところは広い三角点がわからない、少し高い所に行っても見当た
らない、GPSで確認もう少し東のようだ、少し盛り上がった所に三角点発見ヤッター　展望は全くなし

虫がぶんぶん飛んでいてうるさい虫よけスプレーをしたのにあまり効果はない、歩いている時は気にならないが地図を見ている時などは顔面にまとわりついてかゆい
登りに帰りのことを考えて目印なんか付けてきたのに見失ったりして不安になる、位置確認して進む林道の先で朝来た道はきつかったので沢に下る。こちらのほうが
歩きやすかった。途中の沢沿いにはコバイケソウが群生していた。水道施設が見えてきてほっつとした。

展望は無かったが自然林の中を楽しめて満足できた。

カシミールで作成

道端に咲いていたアヤメ？　　　　　　　　　　　　　　今日の登山口にあった馬頭観音　　　　　　　　　道？らしきところを適当に入っていきます

初めて見た御料局三角点　　　　　　　　　　　　　　　　大木が現れます

尾根を忠実にたどっていきます。このあたりの尾根には境界の杭がありました

突然林道が現れます、取り付きやすそうなところを探して尾根に取り付きます。山頂に着きましたが山頂は広くどこに三角点があるのか
解らずウロウロ、GPSを見るともう少し東になっていたので行ってみると少し盛り上がったところに三角点がありました。もう諦めようかと
思っていたので思わずヤッターと叫びたくなりました。展望は全くありません

山頂は三角点の周りを石で囲んでありました。テープが木に巻いてあったりします。東南に少し行くと岩場から展望があるとネットにあったので
行ってみましたが木が茂り全く展望はありませんでした。

山頂付近には巨木の古い切り株が沢山ありましたが、こんな山の中でどうやって里に下ろしたんだろう　　　倒木には巨大なサルノコシカケが
びっしり生えていました

沢に降りるとコバイケソウの群生がありました。水道施設のところに降りてきました

道端に咲いていたアザミとササユリ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駐車位置に帰ってきました